ブログ運営するなら腐りやすい記事を扱うか決めろ

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ブログの記事は、大きく2種類に分けることがでます。

「腐りやすい記事」と「腐りにくい記事」です。

このどちらを選ぶかがブログの方向性を大きく左右します。

これから新しくブログを立ち上げる方、ブログの方向性がなかなか定まらない方は、是非、この記事を参考にブログの方向性を決めてください。

情報には消費期限がある

食べ物に消費期限があるように、情報にも消費期限があります。

例えば、有名な女優が結婚したニュースは、初めのうちは、話題性があり、「○○ 結婚」というキーワードで何万回も検索されますが、半年後にはほとんどの人が知っている情報となり、検索する人も少なくなります。

つまり、消費期限が短く、腐りやすい情報(腐りやすい記事)です。

今から、約6年前に流行った"食べるラー油"は腐りやすい情報の典型ですね。

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▲Googleトレンド「食べるラー油」検索数の推移

腐りやすい記事の特徴

腐りにくい記事の特徴は、アクセス数が急減しやすいことです。

そのため、腐りやすい記事だけをアップして、ブログのアクセス数を維持しようと思うと、常に新しい情報を追い求める必要があります。

なぜなら、世間が話題にしなくなった途端、その記事のアクセス数が急減するためです。特に腐りやすい記事の場合、公開直後は1日に10000PVあったのに1週間後には、1日に1〜3PVになってしまうなんてことがザラにあります。 

一方、腐りやすい情報には、メリットもあります。

それは、誰よりも早く情報を掴み、記事を公開することで、初心者ブロガーや開設間もないブログであっても、短期的に爆発的なアクセス数を集められることです。

なぜなら、腐りやすい流行(トレンド)の情報は、基本的に、「今まで注目されていない」「誰も記事にしていなかった」情報です。

だから、短期的に検索回数が多いのに、ライバルが少ない状況が発生します。

そのため、腐りやすい情報は、ブログでPVを集める実感を持てない初心者ブロガーにおすすめです。

腐りやすい記事の例

  • 新製品の発売情報(iPhone SE、Xperia X、ロボホン)
  • イベント情報(伊勢志摩サミット)
  • 映画情報(オデッセイ、ミュータント・タートルズ)
  • 事件(北海道 置き去り)

腐りにくい記事の特徴

逆に、腐りにくい記事とは、長期間にわたって世間が話題にする情報を扱った記事です。

極端なことを言うと、「愛」「正義」「友情」とか人類不変の話題が腐りにくい記事にあたります。

腐りにくい記事は、腐りやすい記事と違い、長期間にわたってアクセスを集めてくれます。

そのため、「ブログのアクセス数を維持するために、常に最新の情報を仕入れる」という必要がなくなります。

腐りにくい情報を中心にブログの記事を増やしていけば、Webサイトの力が強くなるに伴ない、昔に書いた記事のPVが増加することもあります。

また、ブログに古い情報が残りにくいため、訪問者に「どの記事を読んでも役立つ記事」と思ってもらえ、直帰率やページ/セッションが良くなります。

つまり、腐りにくい記事を増やせば増やすほど、長期的な資産となり得るわけです。

ただし、デメリットもあり、腐りにくい記事は、基本的にライバル(競合)が多いため、記事の品質を高めたり、タイトルや見出しをしっかり考えるなど、ある程度のSEO対策を施さないと、なかなか検索上位に入り込めません。

腐りにくい記事の例

  • 語学
  • 恋愛
  • 子育て
  • 健康

最後に

ブログを続けていると無意識に「腐りやすい記事」と「腐りにくい記事」を使い分けていると思います。

今一度、この2つの違いやメリット・デメリットを理解し、今後のブログ運営の方針を決定してはいかがでしょうか?